日本は書類社会ですから、何かの手続きをする場合には、必ずと言ってよいほど書類が必要になります。
今回は、そんななかから、「戸籍謄本」を選びます。これが廃車の手続きとどのようにかかわるのかを見ていきましょう。
戸籍謄本ってどんなもの?
そもそも、戸籍謄本とはどんなものなのでしょうか。
戸籍謄本とは、「人の身分を証明するための書類」です。似た言葉で「戸籍抄本」というものがありますが、戸籍抄本の場合は、「その戸籍に載っている1人分の身分、もしくは複数人の身分」が分かるものです。対して戸籍謄本は、「その戸籍に載っている人全員」のことがわかります。
この戸籍謄本は、取得できる場所が限られています。戸籍が置かれている本拠地の役所でしか取ることができないのです。
基本的には、
・戸籍謄本を必要とする本人が、戸籍が置かれている本拠地の役所で撮る
という形がとられます。
ただ、委任状を託して代理人にとってきてもらうことや、郵送でも取り寄せることもできます。
戸籍謄本が廃車の手続きに必要になるのは?
廃車手続きにおいて、戸籍謄本が必要になるケースは限られています。
まず、結婚によって姓が変わった時です。このときは、さらに、車検証に書かれている住所、印鑑証明書と照らし合わせたときにその情報が同じであることが求められます。
次に必要になるのが、その車の持ち主が未成年である場合です。これには戸籍謄本だけでなく、同意書なども必要になります。
特に注意してほしいのは、「もともとその車を持っていた人が亡くなってしまった場合」です。
この場合、車は「遺産」として引き継がれてしまいます。そのため、遺産の相続権を持つ人全員の情報が載せられている戸籍謄本が必要になるのです。
もちろん、廃車の手続きにおいては、戸籍謄本以外にも大切な書類はたくさんあります。
一つでも不足していると廃車手続きを進められないこともありますから、注意が必要です。
廃車は何度も経験することではないので、手続きや必要な書類は分からないことがたくさんありますよね。
廃車業者さんに廃車を依頼すれば、必要な書類などもきちんと教えてもらえます。しかも廃車の手続きは代行してもらえますので、便利ですよ。
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