廃車に伴い、発生する書類はたくさんあります。そのなかには、一見しただけではなかなかその意味がわからないものもあります。
今回は、そんななかの一つである「返納証明書」について取り上げます。
返納証明書とは何か
返納証明書は、自動車の使用を中止するときに発生する書類です。
これは、正しくは、「自動車検査証返納証明書」という名称です。
この書類を持っていると、「車を廃車にして、抹消手続き(一時抹消登録)を完了したよ」ということが証明できます。
この書類があると、自動車税を納める必要がなくなります。車検証とナンバープレートという、日本国内で車を運転するうえで必要なものがないことを証明する書類ですから、自動車の所有していないことがはっきりわかります。自動車税から解放されるので、必ずしっかりと確保しておかなければなりません。
返納証明書に必要な書類は何?
上記でも紹介した通り、返納証明書をもらうためには、ナンバープレートと車検証を用意しなければなりません。それ以外にも、使用者の印鑑などが必要です。
この返納証明書を受けるためには、手数料がかかります。ただしこれはそれほど高い金額ではなく、わずか350円程度です。(関係団体での手続きにおいて、料金が発生することもあります)
返納証明書の手続きは、それほど難しいものではありません。ただ、「自分でやるのが難しい」「自信がない」ということであれば、行政書士の力を借りてもよいでしょう。
行政書士に力を借りた場合でも10000円以下で手続きはすむようです。
この返納証明書は、なくした場合は再発行ができません。再度の手続きには1週間前後の時間が必要となるので、なくさないようにきちんと保管しておいてください。また、手続きも面倒になります。自動車関係の書類と一緒に片付けるなどして、置き場所をしっかり覚えておいてください。
ちなみに、返納証明書は軽自動車だけの証明書です。
普通自動車の場合は、また違う書類が必要になります。ただし、その場合でも、手続き方法はほとんど同じです。
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