外車を廃車にしたいと考えている人は、「国産車とやり方が違うだろうか？」と不安になりがちですよね。しかし、輸入車でも国産車でも、日本できちんと手続きしてナンバープレートが掲げてある車なら、廃車の手続きはすべて同じです。外車の廃車方法と、買い取り金額についてお伝えします。
廃車方法は国産車と同じ
外車だからといって、廃車にする際に手続きが複雑になるわけではありません。ただ、スクラップを依頼するときにはちょっとしたコツが必要になってきます。
陸運支局で「一時抹消登録」か「永久抹消登録」をするだけ
廃車手続きのことを、「一時抹消登録」あるいは「永久抹消登録」といいます。数年間は車に乗らないけれど、また運転する可能性があるときには「一時抹消登録」をします。完全に廃車にしたい場合は「永久抹消登録」をします。
手続きをするためには、ナンバープレート、車検証、自動車税納税証明書、印鑑証明、実印など必要なものを持って陸運支局へ出向くことになります。また、解体する場合は解体証明書を持参しなければなりません。
解体証明書は、解体業者から発行されます。解体に係る移動報告番号と、解体報告日が記されてありますので、それを必要書類に書き込むことになります。
解体業者にお金を出すより廃車買取業者に買い取ってもらおう
解体は、スクラップなどを専門とする業者に依頼することになりますが、常に国産車を扱っている業者の場合は、輸入車を引き取ることに難色を示す可能性も否めません。高くついてしまうことも、大いに考えられます。
解体業者に依頼するよりも、輸入車を得意とする廃車買取業者に相談したほうがずっとお得です。スクラップ料金やレッカー代がかからないうえ、廃車の手続きを代行してくれて、しかも査定額がつくからです。自分で廃車手続きをとることを考えていた人は、試しに廃車買取業者から見積もりをとってみましょう。
国産車と買取価格はどう違う？
廃車買取業者に依頼すれば、面倒がなくお得に廃車手続きをすすめられるます。では、国産車と外車とでは、買取価格はどう違うのでしょうか。
スクラップを中心とする業者であれば、買取価格は国産車より若干高いだけ
廃車買取専門店は、車を「分解して部品ごとに売れる鉄のかたまり」とみています。だからこそ、事故車や過走車、自走できない車でも買い取ってくれるのです。これは、国産車でも外車でも基本的に変わりません。
つまり、国産か輸入かに関わらず、取れる部品の量や質で価格を決めているといえます。そのため、国産の軽自動車などより、重厚な外車のほうが、単純に査定額が高くなるでしょう。
海外に輸出すれば売れるような外車なら国産車よりも高い可能性がある
派手な事故車ではなく見た目に問題がない場合は、海外で再び活躍することも考えられます。中古車買取店やディーラーで「過走車だから」「自走できないから」という理由だけで買取を拒否された場合は特に、高価買取の見込みがあるでしょう。
海外なら、事故車である過去が気にされないうえ、10万キロを超えるような過走車であっても全く問題なく売れます。ステイタスの高い車ほど、高く買い取ってもらえることが期待できるでしょう。
見た目が無事なら買い取り金額は10万円をくだらないかも！
スクラップ対象車の場合は3万円から
廃車買取専門店に依頼すれば、国産の軽自動車でさえ、かなりの事故車であっても5000円から1万円程度の値段がつくことが多いものです。重量のある外車の場合は、完全にスクラップ対象となってしまったとしても万円からの値段がつくことが予想されます。
また、部品単体で考えたときに人気がある車は高額買取の対象となります。特に外車は、国内でパーツを調達できないかと探している業者は多いため、思いがけない高額になることもあるそうです。
輸出を想定している場合は10万円以上も期待される
過走車であるだけ、キズが多いだけなど、重篤な欠陥がない外車は高額買取の可能性が高まります。修理次第で海外輸出が可能なら、10万円以上、車種によっては50万円といった値段になる例も報告されています。中古車買取店では値段がつかない車も、こんなにまとまった金額で売れるのですから、夢のようですね。
外車は、輸入車を得意とする廃車買取専門店にとっては宝の山です。整備が難しくパーツが高い外車など売れないだろうと早合点せず、廃車の一括見積サイトなどで依頼をかけてみましょう。嬉しい結果になることが、十分考えられますよ。
「廃車買取の達人」は、全国の廃車業者をネットワーク化し、あらゆる廃車の買取りを目標に精進しています。もちろん輸入車でも買取OK！まずは、簡単な入力で済みますので、無料一括査定をしてみてください。
すごく面倒な、廃車手続きも廃車業者が代行してくれますので、楽チンですよ。
