任意保険の保険料をおトクに取り戻すには…?
任意保険とは、法律で義務づけられている保険ではなく、任意で加入している保険です。
任意保険の基礎知識おさらい
自動車を運転する全員が加入しなければならない自賠責保険とは異なり、自動車の所有者が個々の意志で加入している保険が任意保険です。
保険料や返戻額、補償内容は、保険会社や保険商品によって異なります。また、返戻金がない場合もありますので、 解約手続きを行う前にそうした条件や必要な書類等をご契約の保険会社に問い合わせてみると良いでしょう。
任意保険の注意点
自動車を買い替える場合、車両追加手続きや入れ替え手続きをしていないと、新しい自動車で万が一の事故が起きた場合に補償されない可能性もあります。 任意保険の対象範囲や手続きのタイミングについて事前にご契約の保険会社に確認したうえで、解約や契約の見直しを行うことがおすすめです。
任意保険返金のための手続き
運輸支局で「永久抹消登録」または「一時抹消登録」手続きをした後にご契約の保険会社に連絡し、解約の手続きをすることになります。 保険会社に申請しないことには、どれだけ待っていても解約返戻金は戻りませんので、ご注意ください。
また、月割の保険料が戻ってくるわけではなく、返戻額は保険会社や保険商品によって異なります。返戻金がない商品もありますので、事前確認をお忘れなく!
事前に保険会社に連絡して、いつ廃車手続きを行う予定か等を伝えておくと、廃車予定日を解約日として計算のうえ、必要な書類等の案内がもらえ、手続きがスムーズに進みます。
また、さらにタイミングによっては、返戻額が多くなる場合があります。これを先付け解約と言います。 ただし、先付け解約を行った場合も、廃車手続きの完了後にあらためて正式な解約申請を行ってください。
任意保険返金に関するポイント
- 廃車手続き後、しばらく自動車を所有しない場合は、保険会社から「中断証明書」をもらえるよう手続きをすると良いでしょう。
この証明書があれば、一定の条件に照らして5~10年間ノンフリート等級を保持し、次に自動車保険に加入する際に引き継ぐことができます(中断証明書を紛失すると、再発行はできません)。
ノンフリート等級を引き継ぐことができなくなりますので、大切に保管しておきましょう。 - 廃車手続き後、すぐに新しい自動車を購入する場合は、任意保険の対象となる自動車(被保険自動車)が変更となります。 通知義務により、ご契約の保険会社に連絡しなければなりません。
- 廃車手続き後、自動車の購入が数ヶ月後になる場合、解約して再加入するよりも解約しないままの方がおトクな場合もあります。
任意保険は、保険会社やプランの内容によって、さまざまなものがあります。自分に合った保険を選んで、安全・安心なカーライフを送りましょう。
廃車の際や、車両変更の際にも手続きを忘れずに!
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